1日目

金曜夕方
夕方五時前、家を出る準備。まだ日が高く周囲の目に触れるため、いつものくたびれたシャツではなくよそ行きのシャツを着る。家を出る。事故死の子供のニュースをみてしんみりしていたところ、路上を広くつかって道端で子供を遊ばせている親。子供がどっちの方向へうごくのかわからないので一度とまって間をぬけようとするが、子供がふいにうごいてぶつかりそうになる。車やバイクが突然走ってきたらどうするつもりなんだろうかと親の神経を疑う。土手へついてジョギング開始。今日は最初からカーボーイ(97年6月ごろ)。バッテリー残量をみるともうほとんどない、電池はひとつもメモリがついてなかった。途中で電池がきえれば無音でのジョギングになる。経験上、それは避けたい。そのため自然と早走りとなる。まだ5時過ぎ、グラウンドでは野球部が練習しているし、ウォーキングやジョギングの人ともよくすれちがう。1キロ地点付近、めずらしくグラウンドで女子学生をみかける。チアダンスの練習をしているようにみえた。しばらくはしっていると、前方に子犬が二匹放し飼いにされている。放し飼いの犬をみてもかまわず走りぬけよう、もしかまれたら飼主の責任だ、と意気込んでいたが、子犬の傍ですら走り抜けることに物怖じしてしまい、その場で停止して犬との距離をとる。傍によったときの心臓のズキズキ感からいっても、放し飼いの犬恐怖症だと思う。その後、3キロを折り返す。バッテリーのことをかんがえて、その後は折り返さず6キロで一度スタート地点に戻ることにした。思いのほか疲れがでて、結局6キロで走りをおえる。ipodがきれることはなかった。電池のメモリがなくなっても、1時間以上もつことがわかった。