一日目

昨日一昨日は寄生獣カイジに読みふけって寝坊していたわけだけど、今日も性懲りもなくカイジを読んだ。「仮の人生」ってところ、まさに俺の考えそのものなのでズキッときた。で、結局午後11時を過ぎてしまって、このまま寝たら昨日の繰り返しだと思い完徹を決意。ネットをふらーっと回ってたらあっという間に2時。餌の仕度をはじめる。二日も餌をやっていないので、今日は豪勢にソーセージ3本とシーチキン一缶。200円分ぐらいの食事だと思う。これをティッシュにくるむ。家を出ると、やや寒かった。駐車場へつくと、中ほどのところに用意した餌をおく。以前おいたミルク用の皿がなくなってることに気づく。ゴトッと音がし、誰か来たかなと思ってビクビクしながら自転車で帰ろうとすると、親猫だった。初めて、俺が見ている前で、餌を食べた。でも、こちらを気にしながら、味を確かめるぐらいの感じで少しずつ食べていた。嬉しかった。自転車で少し離れ、振り返ると、親猫は棲家へむかう様子。子供をおこしにいくんだろう。毎晩、俺がくるのをあそこで見張っている親猫に再び感心。土手へつく。今日は満月が大きく照っている。深夜2時すぎとは思えないほど、あたり一帯が明るかった。まだ3日ぶりだけど、えらい久々のジョギングという気持ちで、ちょっと張り切り気味。スタートしてみると、足の痛みもとれていて快調に走れた。今日のBGMは97年のカーボーイ。初期の放送で、田中が張り切っているのが印象的。気持ちよく走れているつもりが、2キロ地点ぐらいから急に苦しくなる。心臓の動機が苦しい。しかも、耳がずっと鼓動にあわせてチッチと鳴っている。楽しいジョギングが一転辛いものとなった。折り返してから、4キロあたりで起死回生とばかりにBGMを音楽にきりかえる。モーニング娘ドラゴンボールED、キシダン、ZAZEN BOYS、サザン他。これでだいぶ調子は取り戻せたけど、それでも疲れや息切れは続き、8キロの道のりは辛いものであった。帰り、駐車場へよる。餌はない。餌を置くふりとまではいかないが、しばらくその場にいてみる。すると、案の定親猫がでてきた。それを確認して何するわけでもなくこっちは帰る。親猫はこっちを眺めていた。