ピアノMD

ここのところ、部屋にいる時はラヴェルシューマンシューベルトピアノ曲を集めたMDをエンドレスで聴いている。早くその良さを分かりたいという欲求と裏腹に、聴けば聴くほど不安になる。ピアノという性質上、一音一音がはっきりしていて、それがまさに音の洪水となって流れてくる。しかもその音が集団で奏でる音形、メロディは全く不可解なもので、「なんだこりゃ」としか思えない。リラクゼーションどころか、苦行に近い。(中盤に収録されている「楽しき農夫」が流れるとホッとする)でもまあ、ショパンやベートーベンで経験的にピアノのおおよその技法を知っているので、そういったことを意識すればこれらの曲も少しは読み解くこともできる。でも、そんなことじゃなく、全く感覚的に気持ちよく聴けるようになりたい。そのためには、もう少しエンドレスで聴き続ける必要がありそう。
追記
録音レベル(音量)が一定しないから静かな曲はなかなか耳に入ってこない・・・。