一日目

4時前にねて、途中おきつつも、結局朝4時前におきる。急いで仕度をする。家を出てみるとあきらかに暖かい。夏の朝のような気候だ。トレーナーの二枚重ねは失敗したかなとおもいつつ、雨上がりのここちよい空気のなか自転車を走らせる。土手へ向かう途中、発声練習や実況のまねごとなんかをしてみた。土手へついて驚いた。一面がまっくら。ドラゴンヘッドの終わりの世界のように、向こう岸のライトが黒いガスでおおわれてる。ワクワクする。IPODをとりだしてジョギング。暖かいうえに無風、さらに霧がでていて湿度が高い。突然の環境の変化にとまどうが一日休んだこともあり走りは順調。カーボーイは、太田辞典、CD田中などエンディングをふたつ繋げたもの。1キロ手前、急にさきがみえないほど暗い。排気ガスにおおわれたような、とにかく闇の霧につつまれている。少しびびりながら走りつづけてなかへ入る。前方1メートルぐらいしか視界がないほど、とにかく暗く濃い霧。突然前から自転車がきたらよけきれないほどだ。初めての経験でドキドキする。しばらく走るとその霧がはれていつもの視界に。さすがに暑くなってきたところで、折り返し。すると向かい風がふいて、ここちよく体の熱を冷ましてくれる。ここから音楽にかえて、モーニング娘、W、ゆず、ジュディマリなど。さっきの霧の場所をとおるがすでに霧は晴れていた。人も少なく気候もおだやか。暑さをさましてくれる風。ものすごい気分よくはしれた。最後の2キロぐらいはさすがに人もおおく、何度か挨拶されたりした。足を回転させるようにして全速力ではしったりして、最後はグダグダになって8キロ。気持ちよいジョギングだった。帰り、霧がけむっている道があって、自転車のライトが一本の筋になって見えた。光の直行性がよくわかった。