一日目

9時過ぎに寝て、2時過ぎに起きる。目覚ましをとめて、いくかいくまいかしばらく悩むが、家にいてもしかたないのでジョギングいくことにした。家を出る前、千円札や鍵をさがすのに手間取る。家を出ると涼しい。トレーナーぐらいで丁度いい気候だった。自転車ではしると、例の駐車場で白猫の二匹連れをみかける。大きさからいって兄弟っぽい。こちらから何気なくむこうをのぞくが、こちらをきにするそぶりはない。土手へ。恐怖漫画みたいのばかり読んでいるせいで、やな予感がたびたびよぎる。ipodをとりだし「11」でジョギング開始。カーボーイはギャラ配分の話、険悪なムードはただようが今のようにリスナー無視でつっぱしるわけじゃないので、話は面白い。最近ずっと咳がつづいているので、ジョギング中くるしむだろうなとかんがえていたが、走り出すと喉はきにならなかった。ただ進行方向が無風なので徐々に暑くなり、首筋や額に汗がしたたる。指でぬぐうがなんとなく気持ちが悪い。しばらく休んでいたこともあり、走りは快調。暑くなりすぎないように、体の振りはおさえた。折り返すと向かい風にかわる。熱を冷ましてくれて気持ちいい。音楽へ。今日はボブディラン。フォークロック期、地の轍、75年ライブ、66年ライブなど。最も好きな時代をよせあつめたもの。ジョギングのことをわすれられるほど楽しくきけて、気がつけば5キロ・・6キロ・・とすすんでいた。最後の1キロはロンドンライブでのライクアローリングストーン。このころの溜めた歌い方に違和感をもっていたが、こうやってきくと良さにきづく。途中、グラウンドのほうに若者二人組がいたので、多少ピッチをあげた。8キロ。帰り、自動販売機でコーラをかいにいく。新千円札で使えるか心配だったが、それ以前にコーラが売り切れだった。仕方がないのでそうけんびちゃをかうが、水2リットルがでてきた。飲みたくもないので捨ててきた。遠回りしてもうひとつの自動販売機でコーラ2本をかう。家に帰って横髪や後ろ髪をきる。