五日目

高見沢のラジオをききながらウトウトとして、眠りにはいる。「浦安鉄筋家族」の世界で小鉄の自殺を「おめでとう」といっている母親、という気分のわるい夢をみて目覚める。汗だくで、体がけだるい。時間が2時30分。しばらく横になったあと、部屋の中にいても暑いのでジョギングにいくことにした。家を出ると、近所からピアノらしき音が。遠回りして音源にちかづくとラジオのようだった。家の中より外の方がすずしい。気分的にも多少はれるし、ジョギングして正解だとおもった。マンションの前、白猫とすれちがう、こちらにびっくりしていた。日曜日のため工事もいない。土手へつくと、下のほうに自転車にのったホームレスらしきひとが。今日はなんかいつもと違う雰囲気をかんじていた。ジョギング開始。カーボーイは2000年のさんまゲストの回。すごく面白くて時間をわすれるほど。体調自体もけっこう優れていて、5日目にもかかわらず軽いジョギングができた。ラジオに集中してききいる。2キロ過ぎ、川橋にみなれぬ電光掲示板をみつける。あっというまに折り返しにつく。折り返してからはほぼ無風状態となる。汗がジワーッと出てくる。4キロすぎで音楽へ。今日はモー娘でも桑田でもなくブルーハーツハイロウズ。ノリのいい曲ばかりなので悪くはないけど、ジョギングをもりあげるというより、最後のスパートに聴きたい感じがした。他にDBEDなど。5キロすぎ、パラパラと顔に雨がおちる。まずいとおもって、ipodを長袖のなかにかくす。しばらく走ると、雨がやんだ。6キロ過ぎ、前のほうから強いライトがむかってくるとおもったらバイクだった。しかも、通り過ぎてからもなんども走っている横を行き来していた。目障り。しかも、若者の集団らしき連中が合流してよけいうっとうしく感じた。そのため、最後の数百メートルは土手の上側をはしった。いつもとちがう道から信号へでたので、老夫婦はこちらをみて、どこからきたんだろうと不思議そうにしていた。帰り道、ウルフルズの大丈夫をきいていると、また雨がやや強めに降って来た。マンションの前で再び白猫とあい、しばらく目線をあわせたが、むこうからそらした。