一日目

野球の結果をきいたあと、10時ごろバルトークのピアノ協奏曲をききながら眠りにはいる。めざましがなる前、夢のなにかのきっかけでぴたっとおきる。おきて十秒後ぐらいにめざましがなった。ナイナイのラジオを少しきいて、2時40分ごろに家を出る仕度をはじめる。さすがにトレーナーじゃ暑すぎるので今日から半そでの上着にした。Xサイズを探すのに手間取る。また工事、しかもちょうど通り道ではじまっていた。邪魔におもいながら通り抜ける。自転車をおいて歩いていると、猫の人形がおいてあるお店のウィンドウの前に猫二匹がいた。横を通るとすかさずにげていった。土手へついてのぼろうとしたとき、プシューと緑色の打ち上げ花火。どうも土手への入り口近くでやっている様子、一瞬パニックになるが、しかたなく反対側の階段をつかってのぼる。余計な長さを走ることとなった。さっそくジョギング開始。掃除のひとや、ジョギングの人などとすれちがう。花火の前を通るが、独特のにおいが懐かしい。ラジオは2001年7月のカーボーイ。一瞬、政治的な話にはいりかけてスキップしようかとかんがえたが、人工芝で街を覆いつくすなど太田らしい話にうつったので安心して楽しめた。他に悪田中。今日もはじめの3キロは風がほぼなく、いやなジメジメ感と、全身のけだるさで調子がでなかった。折り返してからはようやく向かい風ですずしくなり、また音楽にかえたため、気持ちをいれかえることができた。音楽をきいているとき、脳みその神経がそっちに集中して、ジョギングの辛さから解放されていることを実感した。音楽はモー娘、W、忌野清志郎。ラブマシーンがとくによかった。折り返して5キロ地点ほどで、若者がすてたらしいゴミの山のうえをはしると、突然黒い物体がかけていってびびる。どうやら猫のようだ。あやうく踏み掛けるところだった。バイクが走っていたらとおもうと恐ろしい。7キロ手前、疲れがどっとでる。汗がどくどくでるし、節々の間接はいたいし。なんとか音楽で気持ちを奮起させて8キロ走りきった。帰り、信号のむかいがわに老夫婦がいて、堂々と信号無視していった。視線をはずすのに神経をつかう。