一日目、一日目、一日目〜七日目

先々週の月曜日からネットがつながらなかった。まとめて。


15日(水) 一日目
10時ごろ、ストラヴィンスキーのバイオリン協奏曲をききながら寝ようとしたが寝付けず、テレビ埼玉たかじんの番組を最後までみてしまう。梅雨で雨が続くのでどうしても走りたかったので徹夜をきめる。マカマカを少しすすめたあと、カーボーイを聴くが、聴かなきゃよかったと少し後悔。その後、一階へ降りてはさみをもち、散髪。前髪と横髪を中心に短めにした。それなりにうまく整ったが、細かい毛が鏡や首元におちたので、それを片付ける作業にだいぶ時間をつかった。結局、頭をふいて短い毛がついたタオルは捨てることにした。二時過ぎにタオルをもって家を出る。ゴミ捨て場に捨てる。土手へつくと、自転車を二人のりした若い男女が通っていった。珍しい。早速ジョギング開始。カーボーイは何度かきいたはなしで、内容はほとんど覚えていた。プルーストの本をよんだという話。今日は涼しく、はじめから快調にはしれた。1キロ手前、まず横っちょに若者が座ってるのをみる、すぐあとジョギンガーとすれちがう、架橋をくぐったあとまたジョギンガーとすれちがう。こんな時間なのにたくさん人がいる。プルーストの話はやっぱり説明がおおいので退屈で、しかも走るうちに体があったまってきて熱い。モミアゲにたまる汗などが気になるが、髪を切った後なので手に毛がつかないか不安になる。3キロの折り返しにつくころには、いつもどおりヘトヘトになっていた。折り返して、音楽へチェンジ。モー娘、藤本美貴ハロプロ童謡。折り返してから向かい風になったことや、音楽でジョギングにペースがでてきたことで順調になる。かなり歩幅もながめにとって、勢いをつけて走った。5キロ手前、またジョギンガーとすれ違う。ここらへんでペースをあげすぎたせいで、6キロすぎから少し疲れが出てきた。しかし音楽に集中しながら8キロ走りきった。やっぱりグッタリする。帰り自転車をとって帰ろうとすると、若い男女が本を見ながらなにやらはなしこんでいた。

17日(金) 一日目
録音していた雨上がりのラジオをききながら、眠気がくるのをまつがねつけない。11時すぎにもうひとつの方の家へビデオをおきにいき、またたくさんのビデオを持ち帰る。0時過ぎになっていた。すぐ仕度をしてジョギングへ。こんな時間だから人通りも多い。大きな交差路で信号待ちしていると、目の前をパトカーがとおりすぎ、のっていた年配の警察官がこっちをみた。ドキドキしたが何も声をかけられず。「お彩や親にお謝り、お彩や八百屋にお謝り」の早口練習をしながら土手へむかう。すこし滑舌がよくなったきがした。土手へつく。草むらが雨でぬかるんでいるので階段でおりた。ipodをとりだしてジョギング開始。カーボーイは、悪田中、普通の田中。電車で足をふんだ話の続報、杏さゆり山口もえなどもりだくさんで楽しめた。雨上がりということもあり、気温が低めで風が強めで、ジョギングは非常に調子が良い。歩幅をおおきくとり軽快にはしった。はじめからすごいペースではしったが、途中で息切れする不安はなかった。ただ、ど深夜なので怖かった。足元の水溜りに警戒しながら、さくさく走る。1キロ、2キロとすぎ折り返しへ。小便をしたあと、再びはしる。4キロ過ぎで音楽へ。モー娘、ミニモニ、ハロプロ童謡。ここへきてさらにピッチをあげ、自分としても最速ペースにちかい走りをした。それでも疲れはない。音楽に集中しながら8キロ完走。さすがに最後の1キロ付近で足に負担をかんじた。帰り、交番の前で赤信号待ちしていると、サラリーマン風のおとこがこっちをすこしみてから、信号無視していった。きにせずにいると、前方から警察官が。いい気分になった。

20日(月) 一日目
日曜日は一日中歩いて疲れていた。8時過ぎにねて、10時前におきる。N響アワーをちょっとみれた。深夜、うとうとしながらラジオをつけていたら、サッカーがやっていた。地震もあったのでおきだして、テレビでギリシャ戦をみていた。ギリシャが先制されたので、テレビをけしてジョギングの準備。スーパーの袋をもって家を出る。パラパラと小雨がぱらついていて心配になる。自転車ではしっていると、マンションの前でとつぜんコンビニ帰りらしき若い女性とでくわす、マンションの住人らしい。土手へ。雨はほとんど気にならなくなっていた。さっそくジョギング開始。カーボーイは、新宿駅の地下で迷子になった話、プライベートライアンや藤田という画伯の話。途中、戦争の話などになるがこのころの太田は思想的にうるさくなくて良い。ジョギングは調子よく、ややはやいピッチで走る。途中、また小雨がぱらつく。ipodを指でふきながら走る。折り返しまであっという間だったが、暑さが気になる。4キロ過ぎで音楽へ。サンボマスターハイロウズザゼンボーイズ、美空、海援隊など。ノリのいい曲できもちよく走る。途中、前方の猫がこっちをきにしながら、走ってはとまり、走ってはとまりを繰り返す。最後の1キロは海援隊の「スタートライン」をききながら一気に駆け抜けた。ここは6分ちょい。8キロ走った。帰り、もうひとつの家にいってD-VHSで録画したS-VHSテープをもってかえる。

21日(火) 二日目
2時30分ごろに目覚ましをあわせてベッドにはいるが、ぜんぜん眠れない。アクセスをきく。結局、徹夜することにきめた。そこで思いついたのが、伊集院のラジオをききながらはしろうということ。0時45分ぐらいに家をでればちょうど放送開始と同時にはしれるはず。そうおもって、45分にラジオの電池をいれかえて、家を出る。このとき、足に痛みをかんじる、連日歩いたり走ったりしたせいだ。こんな時間なのでまだ人通りは多い。マンションの前の駐車場で白猫とでくわし、目を合わせた。むこうはこっちを認識しているのか、じっとみていた。いつも自転車をおいてるところ、そこを駐輪場としているマンション住人とでくわす。夫婦らしい。怖かったので自転車をおいて小走りでそのばをさった。ラジオがきになり、早足でむかう。滑舌の練習、ひとりごと。土手の前の信号、青信号にかわりそうだったので走ると、ちょうどその手前で警察官二人が自転車のひとをつかまえて職務質問していた。自転車盗難のあれだ。信号は工事中、歩行者通行とあったのでなんとか渡れた。オシッコをしたかったので、土手へあがってからしていると、むこうの道から人が歩いてくる。まずいとおもって、オシッコをだしつづけたまま歩き、階段から下へ降りる。階段にもジャージをきたひとがいた。いやなめぐりあわせにすこしいらだつ。結局すぐジョギングをはじめてすこし先のところで残りの小便をだした。ラジオをつけると、スチャダラパーの曲がおわって伊集院がしゃべりだすところ。OPトークはおわっていた。内容は新コーナーの説明など。こうやって集中してきくのは久しぶりだが、伊集院の喋りが昔ほどさえてないというか、あんまり笑えなかった。走りはわりと快調、足の痛みはわすれられた。ラジオをずうっときくつもりだったので、スピードはあげず、好きなペースではしった。折り返しにつくころ、むかいがわに女性二人連れが歩いていた。いつもなら立小便をするところだが、そのまま折り返してはしりつづけた。小便はみえなくなってからやった。4キロあたりで足がおもくなる、いつもならここで音楽へかえて気分をかえるところだが、今日はずっと伊集院のラジオをきくことにした。勝手にブログ、ハレンチ学園など。トークに聞き入るほどでもないが、やっぱりきいててそれなりに楽しい。伊集院がCMにはいったとき、裏番組をつけるとラジオ深夜便加山雄三がでていた。ジョギングにあわない低いトーンだがなぜか話にききいってしまう。CMあけたころに伊集院にもどる。徐々に足におもさはぬけた。6キロ手前、初めに階段脇ですれちがったジャージのおとこがまたストレッチをしていた。抜き去る。さすがにつかれてきた、音楽でリズムにあわせて走りたい欲求もでてくるが我慢。7キロ手前、今度は若者の集団が。何事もないようにはしりさるが、すぐ折り返すのでまた通り過ぎなくてはいけない。因縁つけられたらいやだなとおもいながら一気に走る。伊集院の声が頭にはいらなかった。また、CMになったので今度は西川のANNをすこしきいた。そうこうしているうちに8キロ。帰り、土手の前のふみきりを工事現場の人に誘導されながら走ってわたった、するとまた警察官がいた。なんとなくうつろぎみ。こっちを見ていたが、ラジオをイヤホンにつけるふりをしてごまかした。

22日(水) 三日目
8時前に寝るが、9時半過ぎに起きる。その後、なにするわけでもなくうつらうつらしていて、昨日とおなじようにラジオの時間にあわせて家を出ようと決心する。たかじんの番組をみようとテレビ埼玉にあわせるがやっていない、しばらくたってからつけるとやっていた。野球で50分延長、ピンコダイエットなどみたい話題があって結局家をでたのが0時45分。昨日より5分早い程度。ipodとともに携帯ラジオをもって家を出る。いそいで自転車をだそうとすると、ベルがなくなっていることにきづいた。マンションのまえで嫌がらせでとられたのだろうかなどと考える。自転車をはしらせていると、学校前におっさんらしき人が立ち話をしている、なんだろうとおもって角を曲がると警察官やパトカーがたくさんあった。ふりかえるわけにもいかず、なにやらわからないまま通り過ぎる。まだ時間的にはやいせいか、カップルや女の人などとすれちがった。土手の前、今日は警察も工事もない。時間はちょうど一時だった。土手へあがって小便をしてジョギング開始。なぎらけんいちゲストのカーボーイ、ふるさとチャンピオンの話はなかなかおもしろかった。とくに体に問題もなかったのでせっせと走る。2キロ手前、前方にわかものの塊らしきものがみえた。かかわりたくないので、Uターン。普段のジョギングコースがずれこむ。折り返してから、4キロ走り、さらに2キロ戻ることにした。こんな時間なので若者が多い、カップルの歩行者とすれちがったり、土手の上段でたっている若者などをみた。カーボーイがCMにはいったので、土屋レオのANNをきいた。西川ゲスト。ちょくちょくカーボーイにもどしたりするが、ハガキなどあまり面白くなかったので、文化放送などいろいろザッピングした。普段、ラジオは録音しながらきくので、こういうザッピングはできない。6キロ地点にあたる折り返しにつく、体力的にも気力的にもまだ十分。ゆったりとしたペースで残り2キロをはしった。このころ小さな雨粒がふってきた。さすがに最後はちょっとへばった、8キロ弱。帰り、カーボーイをききながら道路をあるいていると、突然うしろから二人乗りのカップルがおいぬく。後ろに乗っていた彼女は下着に男物のだぼだぼのシャツをはおっただけのような姿。白い生足がみえた。なにがあったのだろうとおもいながら、得した気分になる。帰り、例の警察の現場をとおると、まだ警察がいて、車道の部分を掃除をしていた。すこしさきには事故車両。どうやら交通事故のようだ。家に着くころには小雨が強くなっていた。いつもどおり2時30分にいえをでてようとしていたら中止だった。

23日(木) 四日目
いまだネットつながらず。今日は夕方に寝た。眠れないので徹夜。昨日、一昨日につづいてラジオをリアルタイムでききながら走ることにした。0時30分まで美味しんぼをよんで時間をつぶす。双子がうまれたところで、家を出る準備。雨上がりのラジオをMDでとる準備だけしておく。0時38分ごろに家を出た。昨日、リンリンがなくなていたとおもったら、カゴにベルがはいってた。自転車で家を出る。今日はガソリンスタンドで工事をしていた。こっちの行く手ばかりで工事をしている、うっとうしい。自転車おきばにおいたのち、土手へむかう。女の人とたくさんすれちがったが、意識して顔をそむけてしまう。土手へついてラジオをつけるとちょうど1時の時報。ジョギング開始。雨上がりはだまし企画、はじめのほうなので企画説明やフリートークなどだった。しばらくはしっていると、草原のほうでパンパンとおおきな音がなる。火薬のにおいがした、若者がなにか爆竹のようなものをしているらしい。見ないようにして進む、すると1キロ手前のところ、前方に若者の塊らしきものがみえて、即Uターン。走りの予定がくるってすこしパニックになる、8キロ走るためには相当変則的なコースを走らなくてはならない。とりあえずひきかえす。また、爆竹のところをとおる、すぐ近くで破裂する音がしてすごい嫌な気分になった。こんな時間にはしるものじゃない。とりあえず、もう一端のところまで走り、1キロ往復したのち、戻ることで8キロ走ることにした。いつもちがうコースであるうえに、往復しなければいけないので途方もなくかんじる。ラジオも宮迫がぐちぐちいっててあんまり楽しくない、CM中ラジオ深夜便にかえるとのど自慢の鐘担当のひとがバックバンドやってたというはなし、ちょっと興味がわいてしばらく聴いた。松浦亜弥のはスピルバーグとはなしていてよくわからなかった。3キロ過ぎで、昨日もみた白いジャージをきたひとをみる、ストレッチをしていた。この人はいつ走り出すんだろうと疑問におもいながらとおりすぎる。4キロにあたるところで折り返し、またジャージのよこをとおる。腹筋などをしている、どうやら筋トレのためにきているらしい。5キロで往復したため、また横をとおる。さらに6キロで折り返して四回目。やけに気を遣った。ラジオは雨上がりの二度見や、松浦のトークなどザッピングしながら聞いていた。変則的なコースであるせいかしらないが、いつもなら60分すこしではしってるはずなのに、6キロ過ぎのところで2時の時報をきいた。いつも以上に走っているようだ。体も疲れてきたし、汗もすごい流れた。最後の2キロは本当にヘトヘトになりながら走った。最後、8キロ手前で架橋をみあげると若者二人がいてこっちに何かなげつけようとしているようにみえた、怖かったのでとっさにそっちをみる。するとむこうは別方向へ移動した。ようやく8キロという感じ。いつもより十数分長く走ってしまった。すごい脱力感。帰り道、ラブホテルの道をみると自転車からだれかがでてくる、目が合ったとおもいすこしびびる。すこししたら、後ろからその自転車のおばさんがおいぬいていった。今日は帰りに、西新井のマイカルのところのお菓子の自動販売機にいこうとかんがえた。帰りに工事現場をとおりたくないこともあり、いつもとは違う道から帰る。すると梅島駅につづく、よくしっている道に。そのまま西新井駅方面へとむかった。結局お菓子の自販機はなく、メロンソーダをかって帰った。こんな時間なのに、カラオケ屋がジャンジャンうるさかった。

24日(金) 五日目
8時ごろ寝て、11時過ぎに起きる。今日はいつもどおり、2時30分からのジョギングにする。ジャンク2をきくため。それまで時間をつぶそうと雨上がりの録音をきく、その後、ホロヴィッツシューマン曲集をMDにダビングする用意をする。新聞のラジオ欄をみると目的の番組は今日じゃないようだった。ipodだけもって家を出る。自転車置き場に自転車をはさむようにしておいてゆく。歩いてるとゴミ捨て場にバナナが捨ててあるようにみえた、帰りに確認しようとかんがえる。東京キッドなど歌いながら歩く。土手への道、急にたくさんの人とすれちがう、しかもそのすぐ横に帽子かぶったおじさんが寝ている。怖かった。土手へついてジョギング開始。カーボーイは弟子コーナーの藤田のネタ、弟子はなにをするべきか、野口のコーナーなど。弟子関連ばっかりでちょっと退屈だった。今日ははじめから調子がのらない、体が重い。しかも暑かった。なんとか走っているという感じ。2キロ手前の広い公園で焚き火をしているのが見えた、寒くないのにへんだなぁとおもう。折り返し、追い風がきて楽になるかとおもったが、生ぬるい風。4キロあたりで音楽へかえる。モー娘、松浦、W、ハロプロ童謡など。徐々に疲れがぬけて、自分のかたちではしれるようになった。6キロ過ぎ、よこっちょのグラウンドのベンチでカップルらしきひとが座っていた。折り返し、最後の1キロふたたびカップルの横をとおる。普通の若い男女っぽいが、男のほうはスーツらしきものをきてた。8キロ。帰りは春夏秋冬をうたいながら。帰り道、ゴミ捨て場を確認するとたべおわったバナナが捨ててあるだけだった。自転車置き場へいくと、ぎゅうぎゅうだったはずが、スペースができていた。なにかあったのかなとおもいながら自転車をひっぱりだす。すると、新聞配達のひとがこっちを不審げにみていた。帰り、「社説」という言葉を発音しようとするがうまくいかない。


25日(土) 六日目
ラジオで阪神戦をききながら九時ごろに就寝。その後、何度か目をさましながら2時20分ごろに起きる。ちょうどジョギングにいける時間だとおもい、体をおこし、ジョギングの準備。ジャンク2をきくためにラジオをもちだす。家を出るとベルが直っていた。自転車置き場の前のマンションから人がでてきた、まずいみられるとおもっていると、前のほうに警察官二人。はやく自転車おかないと盗んだと誤解されるとおもってすぐおいた。前のほうの警察官は自転車をのっているが、スピードがのろのろしていて、歩きでもおいつくぐらい。その後、信号をわたったりして土手への道へでるが、まだ前方にみえる。警察官のうちの一人がとつぜん無線で誰かと連絡をはじめた、手前で二人が停車している。おいこせるかなとおもってると、むこうがこっちにきづいて道を空けてくれた。土手へ。ジョギング開始。極楽とんぼの最後のほうをきいたあと、原口はなわのジャンク、ほりゲスト。ジョギングをはじめてすぐ、自転車が大量においてあった、とおりすぎると階段のところに若者が集団でいた。その後も自転車のった若者などとすれ違う。のっけからやな気分。1キロ過ぎ、今度はバイクが前方でUターンしている。怖いので、上の草原のところを走って、バイクをおいぬいたところで土手の道におりた。余計に力をつかう。このせいか、体中がジワーッと暑くなる。なんとか折り返しへついた。Tシャツをめくってからだに直接風をおくって体をさます、これが気持ちいい。折り返した後、またしばらくして前方にバイク。バイク進入禁止なのに。気にしないようにしてその横をとおっていった。ラジオがいまいちだったので、ipodをとりだす。以前のプレイリストから桑田のところをきく。84年ライブなど。「dear john」が素晴らしかった。さっきの階段の若者の横をとおる、なんだか笑われた気がした。最後の2キロは若者に気を遣うこともなく、気分よく走れた。8キロ。帰り道、交番のまえをとおると警察の自転車がたくさんおいてある、怖いのでみなかったが誰かを尋問してたのかなとおもった。また、親子らしき二匹の茶猫とすれちがう。こどものほうは道路上で眠っていた。車がとおったら危ない。帰り、声帯をきたえることを決意する。いままで低い部分の声帯しかだせていなかったから、発声がうまくいかなかった。

26日(日) 七日目
今日は「放送室」をききながら走ることにきめた。桑田の新曲発表のラジオをききおえて、ラジオをけすとそのまま寝てしまった。爆笑問題の田中になって、いろんなアイテムをとって得点をかせいで、太田に「グラム数円ですから」っていわれてつっこむ夢をみて、起きる。時間が1時30分過ぎ。ちょうど今でれば間に合うとおもい、勢いいさんで準備をする。タイミングのよい目覚めにすこし気分がよい。ラジオをもって家を出る。自転車で走っていると、パトカー二台が音を鳴らして勢いよく通り過ぎていった。こんな時間だからまだ人通りもおおい。居酒屋の前では花輪をかこんで6〜7人のおじさんが立ち話をしていた。自転車をおくと、間に合わせるために急ぎ足で土手へむかう。交番前の信号も無視した。土手についたのが1時51分、すこしはやくつきすぎた。土手へのぼると、自転車にのった若者が停車して携帯電話をいじっていた。小便しづらいので、一度土手をおりて小便をしたり、ストレッチをしたり、靴紐をむすんだりした。ジョギング開始、放送室開始前の東京FMをききながら走る。走り出してすぐ、昨日とおなじ置き自転車の束があり、階段側で若者が群がってた。今日は寝起きということもあり、ものすごいスローペース。体に出来るだけ負担がかからないようにして走った、しかしすぐに何も飲まずにきたことからの喉の乾きにきづき、今日はやばそうだなと悟る。放送室はじまる。また、若者の集団、今度はバイクなどもあってちょっと物騒だが、何事もなく通り過ぎる。1キロ過ぎ、前方にまたバイクの光がみえた、連日のことでいやになる。しかたなく反対側の道路へでてとおりすぎる、ここからはしばらく若者とはあわずに走れた。放送室は、松本の怒った話できいてて楽しくない、人間の器がちいさいなぁとかんじながら走る。また、任天堂の「すってはってん」というゲームにはまっているため、ずうっと頭のなかで黄色い液を移動させるイメージがはなれてきえなかった。折り返しにつくころ、いつもどおり汗だく。疲れやだるさはそれほどでもなかったが、とにかく全身の熱気がすごい。折り返してからもとくにスピードをあげることなく淡々と走る。4キロ過ぎたあたり、前のほうで大きな光がみえて、突然空中で拡散した。花火のようだ。そことおるのいやだなぁとおもい、草原側をはしることもかんがえたが結局そのまま走ることにした。結局、若者が数人いただけ。この先もとにかく数人連れの若者とすれちがう。とくに6キロ過ぎでは、短い距離をUターンする二人乗りのバイクがいて、すごくうざかった。7キロ手前では、女の子の二人連れらしきひとがいた。ピッチも乱れることもないまま結局最後まで走りきる。ちょうど走りおえたころに放送室がおわった。走っている時間は60分ちょいのようだ。8キロ。帰り、汗だくになりながら歩いていると、交番前に男が座り込んでいてこっちをみていた。恐ろしいなとおもいながら信号の前にたつ、斜め前の家をみるとこんな時間におっさんが窓あけてこっちみてる。はじめは布団かなにかかなとおもったが、こっちが意識してみつめると、動いたので人だとわかった。