八日目

NHKでやっていた金魚ドキュメントをみる。最後までみたかったが、ジョギングにもいきたかったので、3時前にきりあげて家を出る。このとき部屋にあったティッシュなどをつめた袋をもってでる。予報では25度とあったけど、思いのほか涼しい。家の近くのゴミ捨て場にゴミを捨て、土手へむかう。時間が時間なので人通りもすくない。土手の前の信号を急いでわたるが、反対の道からくるバイクがブレーキをふまずに、信号をよこぎった。危なくて仕方ない。ipodをもってジョギング開始。競馬のエリザベス杯の話や、悪田中。太田が田中のだめさを指摘する回で、結構おもしろかった。しかし、連日のジョギングのせいか、今日はいつも以上に調子が悪く、はじめから重いジョギングだった。1キロにつくころにはもう疲労困憊で、かなり息もあらかった。折り返しにつくまで、ジョギングするのがやっとでラジオに集中できず。それでも向かい風がすこしあったので、多少はマシだった。折り返してすぐに音楽にかえる。今日はずっと桑田。80年ライブ、84年ライブ、歌謡サスペンス劇場。カラオケのようにして気をまぎらわしてなんとかペースにのろうとするが、息切れの苦しさはなかなかぬけなかった。4〜6キロぐらいはそれでも気持ちよくはしれた。5キロ手前の道、とつぜん後ろからバイクの音がして驚いてよける、反対車線をはしっていたがかなりびびった。しかしこれによって疲れがすこしとれた、不思議だ。6キロ以降はやはり辛かった、なんとか走って走る。このころになると日は明け、他のウォーキングのひともめだつ。そのため、必要以上にペースをあげて追い抜いたりした。最後の1キロはとくに疲れたからだをむりやり走らせた。桑田の「逢いたくて逢いたくて」のふざけたような、適当にくずしたような歌い方にげんなりする。8キロ走る。帰り道、ラブホテルの道から若い女をつれた男女がでてくる、前方15メートルほどをあるいていてどんな人かとおもって早歩きで後ろからついてくが、いざ信号待ちで横にたつと、こわくて顔を背ける。女の人だけタクシーで帰っていった。家につくと、家の門の前に自転車にのったひとがとまった、茶髪だし兄かとおもってすこし遠くにとまると、自転車をとめたまま他の家へとあるいていった。なんだろうとおもって、門の中にはいった。ただのビラ配りのようだ。「すいません」とこちらにいってきた。