四日目

徹夜で伊集院のラジオをきくが、どうもテンションになじめず、2時過ぎに消す。体の疲れもあるので、いこうかいくまいかさんざ悩んだあげく、家にいてもしかたないのでいくことにした。外へ出た瞬間のすずしい風はほっとする。土手へむかう途中、交番の前の信号をわたるとき、自分の声を確認しようとみみを両手でふさいだまま歩いていると、前をパトカーがとおってびびる。さらに、あるいたところ、横の駐車場から気配がしたのでみると、パトカーだった。土手へのぼる。連休がおわっていつもの若者もいないだろうとおもうが、最初は上段をはしる、やがて下の道路へ。カーボーイは、オーディションではじめは楽しかったが、新堂さんの手紙は苦痛だった。ウォーキングやジョギングの人とすれちがい、今日は変なのはいないのかと安心する。1キロ過ぎ、自転車とすれちがい、どうやら男女だった。嫌な予感がして、前を見ると若者が道路をひろびろつかってタムロしている。泣く泣く折り返す。わざわざ真夏の深夜にこんなところでたむろして何の得があるんだとおもっていらだつ、あいつらのせいでまともなジョギングコースを走れていない。この後、また反対方向へ2キロ走って、戻って、さらに1キロ往復して8キロにするかなどと、いろいろ思案したが、眠いし、めんどくさいし、いらつくしで、2キロ強はしったスタート地点のところでとまって帰った。2キロなのに、8キロ走ったくらいの疲労感があった。汗もだくだく。