三日目

暑さで髪の長さをうっとうしく感じる。特に横と後ろの髪がどうにも邪魔。2時ごろ、ラジオをもってお風呂場へいき、全裸で後ろ髪と横髪をきる。放送室をききながら。一時間ちょうどかかってようやくきりおわった。さっぱりしたのでまあまあ満足。体の短い毛を洗い流し、洗面台や風呂場の掃除などが必要だったため、時間的にジョギングへいけないかとおもったが、思ったよりはやくすんだのでジョギングにいく準備をととのえる。三時過ぎに細かい毛のついたタオルをもって家を出る。土手へつくと、いきなり道のところに若者の塊がみえた。なんでわざわざグラウンドじゃなく、道に座り込むのか理解できない。怖いので上段をはしる。カーボーイは太田が田中をナルシストという回。意味もなく田中を攻める太田、きいててイライラする。突然太田自身がナルシストと認めるとこだけは笑えた。他にも、機嫌がわるいのかしらないがいろんなものに毒づいていた、笑いなしの悪口だから聴いてていい気分じゃない。聴いてるうちにこっちまで不機嫌になってくる。下へおり、1キロ、2キロと走る。切った髪がパンツにはさまってるらしく、ケツがかゆい。ゴルフ練習場の手前でとつぜん犬の鳴き声みたいのがきこえてびびるが、女の笑い声だった。折り返しへ一気に走る。ここまでかなりとばしたが、ほとんど疲れはない。汗もすこしかいたが、触るとやたら水っぽく、嫌なねばっこさがない。音楽へ、モーニング娘。嫌な気分のままピッチをあげたままどんどん走る。4キロ過ぎ、とつぜん胸元にバサッと物体があたる感触がした。何かがこっちにぶつかってきたようだ。虫にしては大きすぎるので、鳥かもしれない。手にあたって感触がのこっている、汚くかんじた。その後、帰りの道に例のかたまりがいることもあり、はじめの1キロ−2キロ間を往復してから帰る。これでちょうどスタート地点にもどると8キロはしったことになる。調子がやけによく、地をかけあがるようにして走る。最後の数百メートルは上段へあがって走る、ウォーキングの人をおいこすために全力にちかいペースで走りきる。8キロ。さすがにグッタリした。周囲が明るくなっていたので、若者の塊をみおろしてみると、道の脇で数人でいるだけだった。家に帰ってから、苦手な濃縮還元オレンジを飲む、まずい。