一日目、二日目

木曜
眠ったら、起きるのが辛くてジョギング休むだろうと思い、徹夜を決意。Qさまを見た後、0時半過ぎに携帯ラジオをもって家を出る。土手へつくと、むこうからジョギングをするひとが早足でかけぬけていった。時間は1時前、周波数をニッポン放送にあわせて走り出す。時間も時間なのではじめは上段をはしるが、若者がいなさそうなので下へ降りる。ちょうどこのときナインティナインのANNがはじまる。サッカーの話であまり興味を持てず。2日休み、体が軽かったので、序盤からかなり駆け足ではしる。あっという間に1キロ、ここから先若者がタムロしているんじゃないかとおもい、草原をえらんで走ろうともおもうが、結局誰もいず、堂々と道を走った。徐々に体が熱を帯び始める。折り返しについて立小便をしていると、足元からモワモワと熱気がのぼってくるのがわかる、気持ち悪いのですぐ再スタート。ラジオは深夜便や、アンタッチャブルや、アニラジにちょこちょこかえる。岡村の沖縄話、特に笑いどころはない。ずうっと早めのペースをたもっているため、徐々に疲れがではじめる。ラジオは上島がゲストで登場して、面白くなった。6キロにあたるスタート地点まできたところ、前方で大きな打ち上げ花火があがり、若者の気配を察したので、またもと来た道へ1キロの往復をすることにした。変則的なコースとなったこともあり、妙に急いで走る。7キロあたりで唾を吐いたところ、すぐ目の前のベンチに若者が二人すわっていた。いかにも喧嘩をうったような感じになってしまい、あわてて通り過ぎ、咳をするふりなどしてごまかす。往復の帰りは怖いので上段へのぼって走る。すると、突然さっきの若者が爆竹をならし、大爆音がひびく。おもわずのけぞった。こっちを威嚇しているのかとおもい、怖くなる。8キロ。もうひとりの若者グループも大きな爆音がひびく花火をあげていた。怖い。帰り、ゲームセンターへ遠回りして、メロンクリームソーダをかおうとするが、コーヒーがでてきた。スイッチは間違っていないのに、機械のミスらしい。悔しいのでその後クリームソーダを2本買う。

金曜
徹夜。ラヴェルのラヴァルスの良さに気付く。1時過ぎに家を出た。金曜の夜ということもあり、多くの人とすれちがう。工事も多い。土手へつくと昨日とおなじらしきジョギンガーをみる。下の道へ下り、さっそくipodをもって走り出す。カーボーイはアラジン、CD田中、バタフライなど。数ヶ月前にきいたばかりの放送で新鮮味がなく、あまり楽しく聴けなかった。金曜夜だから若者が多いかとおもっていたが、夏休みなのでそうでもなく、初めの数キロはみかけなかった。暑いが体調はよい。2キロにさしかかるころ、上のほうから爆竹らしき音がきこえる。さらに走ると今度は大きな花火の音。急に怖くなる。その後も爆竹が何度か鳴る。折り返し、その場所へもどってくると、案の定若者が階段の上のあたりにたむろしている。気にしないように通り過ぎようとしたその瞬間、突然後ろで閃光がはしり、バンという大きな音。狙われてると思い、恐ろしくなり早足で逃げる。結局それだけだった。音楽へ。今日はサザン、94年のさのさのさの音源から。洒落男、漫画ドリームなど新鮮な曲がおおく、聴き入る。快調にとばしていると、6キロ手前で突然上から若者がおりてきた、さらに走ると、今度は前方の橋の下で人がたむろしているのがみえた。怖くなって、ひきかえす。上段へあがり、一キロを往復することにした。しばらくはしっていると、ギターをならして歌っている若者のまえをとおりすぎる、ipodをきいていて何の曲かはわからなかったが、グレイっぽかった。1キロ走ったあたりで再び、下段へおりる。前方にあるいている若者二人組をおいぬいた勢いをそのまま維持して、8キロ走りきる。