三日目

なんでもダービーのような番組みている夢をみて、ハッと起きる。感覚だと、時間をすぎてしまったような悪い予感もしたが、時計をみると12時15分。絶妙な時間に起きた。15分ほどベッドにうずくまって、起き上がる。テレビをつけると、あまり見たくないテレビがあったので、45分ぐらいに仕度をして家を出た。いつもこの時間にでているのに、今日だけ妙だった。玄関先に若そうな女の子がたってたり、帰りのサラリーマンとでくわしたり、バス停にたってるOLをみたり。また、マンションの前の駐車場でひさしぶりに白猫をみる、なんか変なのが体にぶらさがってるなとおもってよくみたら、また妊娠してお腹がふくらんでいた。猫もこっちをじっとみていて、ふと餌をあげたい気分になった。自転車をおいたところで丁度1時で、ラジオをつける。ナイナイのANN、人間ドッグいった話など。あきらかに社会人なのにスーツで二人乗りしてる男女など、ここでも珍しい光景があった。土手前の信号、今日も警察官がたっているのがみえる。できるだけ顔をふせて、横を通り過ぎ赤信号を待つ。警察官がいるだけでいやな緊張感があるが、すぐ前を自転車にのったホームレスが赤信号をつっきっていく。警察官によびとめられることもなく、横の通りへふらふらと進んでいった。警察はなにしてんだとおもいつつも、ふりかえることができず、青信号になって歩き出す。すると、むこうからカーブしてきた車が、青信号の歩道をスピードおとさずとおりぬける。ここでも警察はなにもいってこない。おかしいなとおもって、ちょっといったところでふりむくともう仕事をおえて帰っていた。土手へあがると、平日だというのに若者らしき連中が下の道でたまっている。上段でジョギング開始。ナイナイが曲にはいってから、アンタッチャブルのほうをきいてみると、どうやら仕事で遅れているらしく、おぎやはぎが臨時で話している。不慣れな感じなどがおもしろく、つい長々と聞いてしまった。500メートルすぎ、突然土手と反対側の車道でおおきな「ウー」音とまわりの車によびかける大きなマイク音。消防車だった。はじめて消防車の本気走りをまのあたりにしたが、ものすごい殺気立ってて怖かった。2キロ過ぎまでおぎやはぎをきいていたが、ナイナイでスペシャル企画のサックスがはじまったのでそっちにかえる。1−2キロ間の往復するコース。連日の走りで、走る前からすでに足に痛みをかんじていて、疲労感もともなって結構辛かった。とくに鼻からはいる冷たい空気がいやで、なんどか手でおおって鼻を暖めた。おぎやはぎアンタッチャブル吉野家でむちゃくちゃするよう指示している、もうヘトヘトなので余り楽しむ余裕もなくなっていた。すると、前方から強い光が2〜3個つらなっている。ふいに危険を察知して、草むらのほうへはしり、上段へのぼる。バイクだった。ここから最後の1キロをはしりきって、8キロ。帰り道、悪い人の夢がおもしろくて、家にかえりたくないので、近所の公園で自転車をとめて聞いた。コーナーがおわって、公園から自転車ででると、すぐ横の道路にパトカーがゆっくり走っていて驚いた。結局なにもなく通り過ぎた。