一日目・走り始め

四時前に起床。少しパソコンをいじった後、すぐジョギングの仕度。目が覚めてたことと、二日休んでいたことで走らないとという気持ちになっていた。家を出るとき、手袋をつけるべきか少し迷うが、つけることにした。家を出ると、雪が残ってるせいなのか、かなり寒かった。土手へむかう道中、耳たぶがとんでもなく悴み、手袋をつけてきてよかったなと思う。土手へついて早速ジョギング開始。MDを再生しようとしたところ音が鳴らない。電池切れでもなさそうなのに、おかしいなと思ってしばらくいじりながら走るがやっぱり音が鳴らない。諦めて、MDなしで走ることにした。寒空のした、ただ黙々と走るのはつらいなと思っていたけど、いろいろ物思いにふけりながら走るのも悪くない。80分近く走っているから、80分も何かを考えているということだ。気候も寒いものの、風は弱いので走りに集中できる。考えたら80分も走り続けるというのは大変なことだ。昔なら2〜3分でばてていた。いろいろな人とすれ違う。7キロの手前では人がぐったり倒れているようなのも見えて焦る。生気がないので死んじゃってるんじゃないのかとおもった。でも人にしては小さいしただの布切れかもしれない。8キロ。最後の500メートルは辛かったがそれまでは気持ちよく走れた。途中、電灯をつけた猫が走ってきてびっくりした。いろいろなグッズがあるものだ。帰り道、エノケンの洒落男を声変えて歌っていると、バス停にすわっていた若者におもいっきり見られていて恥ずかしかった。