一日目

しばらくジョギングしていなかったのでどうしてもしたかった。2時にめざましをセットして、しばらくラジオをきいているうちに、どうせ寝過ごすのだから徹夜しようかとおもうが、翌日のことをおもうとそれも気が引ける。2時過ぎめざましでおきた。とてつもなく眠く、今日もさぼるかと考えた。何度かめざましをとめるうちに少し目がさめた。めざましをとめるひょうしにラジカセがついて、ベートーヴェンの「大公」が流れる。伊集院にかえてしばらくきく。髪も洗っていないし、日が昇る前にかえりたいとおもい、早い時間からのジョギングを決意。ipodをもって家を出る。頭はボーっとしていた。雨上がりで湿気がおおく、涼しい。街頭は光の七色を照らしていた。道路をとおりぬけて、うつろのまま土手へ。草が刈ってある。早速ジョギングをはじめるが、いきなり息が上がる。腕の辺りがだるい。しょっぱなからつらい雰囲気。カーボーイは二つつなげたもので、太田辞典やザガールなど。ザガールは楽しく聞けた。つらいながらも走り続けるが、2キロすぎたあたりで喉の渇きにきづく。朝おきたまま何ものまずに家を出てきた。かなり舌がべとつく。それに暑くなってきた。風もよわい。折り返すとサーッと向かい風がふきだして少し楽になるが、それでも喉の飢えはつらい。途中で水汲み場で飲もうかとおもうが、どうしても汚いイメージがあるので気が引ける。ジョギングの疲れで喉の飢えにたえながらひたすら走る。6キロ過ぎで音楽へ。モー娘、W。すこし元気が出た。7キロ手前、架線に貨物列車のようなものがとおりすぎた。すこしあとから、今度は一両の電車。少し怖くなった。結局8キロ。最後の1キロは無心ではしったので辛さはなかった。家にかえってから、小銭を取り出しコーラをかう。