一日目〜二日目、三日目

一日目(月曜日)
山崎らゲストの∞を最後まで見て、9時過ぎに家を出る。小雨がふっていた。サドルに雨水がたまっていて長く降っていた様子。靴のことで水たまりができていたらいやだが、本降りにならないことを願って出発した。土手についたころ、雨はほとんどやんでいた。風もよわく、気温もやや高め。土日休んでいたのでコンディション的にはよかった。さまぁーずのラジオ録音をきく。3年前のマイケルジャクソン特番の話題で、懐かしかった。ファックスはさまぁーずの評判。雨上がりで時間も9時を過ぎていたので、人気がない。4キロすぎたところで音楽へ。サザンはしばらく聞く気になれない。シャッフルでも曲がかかってもとばした。8キロ。帰り道にふとプロコフィエフのピアノ協奏曲をいれているのをおもいだして、プレイリストから探してかける。出だしから壮大で、すっかり聞き入ってしまう。家できいているときはあまり意識をしていなかったが、中間部のピアノソロもよかった。交通の騒音のため、ほとんどフルボリュームで聞いていて、ピアノ協奏曲がおわって次に入っていたさまぁーずのラジオが大音量でかかったとき、衝撃でのけぞった。結局、もう一度リピートしてきく。100円コーヒー、手前に表がついているのをきづき、これを参考にして甘めのコーヒーを買う。帰るころには再び雨がふりはじめた、しかし今回のは顔をささるような痛みをかんじる。自販機の前で光にかざして服についた雨粒を見てみると、白い粒ができていて、これが雪だと気づく。家にかえって、伊集院のラジオをききながら後ろ髪を切った。1時間ぐらいかかったが、仕上がりは適当だった。

二日目(火曜日)
8時ごろ、ドンキホーテへいき、チョコボールのパックとジュース4本を買う。ジョギング帰りのコーヒーのため200円のこすよう、ジュース一本を辛抱した。家に帰り、ジョギング用の服に着替え、ipodなどをもち家を出る。この間、自転車が倒れたりいろいろありすっかり機嫌が悪くなっていた。歩いてくる人をみるだけでイライラする始末。おさえようにもおさえられない。自転車置き場に自転車をおいて歩いていて、大変なことにきづいた。昨日のジョギング日記をかいていない。一度ジョギングをはさんで、前々回のジョギングをおもいだし、日記をかくのはさすがに無理だろうとおもい、頭が真っ白になった。昨日のプロコフィエフのことがあったので、今日はipodにクラシックを新たに9曲ほどいれた。メロディ重視で、行きはラフマニノフのピアノ協奏曲2番をきく。ラフマニノフ自作自演の音源で、音質がわるく、まして道路沿いで交通量がおおいのでよくきこえなかった。このときもまだイライラしていて、土手前の交差点で、むかいの信号をまがってきた車が歩道の青信号をつっきる道、むこうから車がきているのをわざと急がず歩く。相手の車はそれでもスピードをおとさずつっきろうとしていたが、さすがに数メートルの距離で停止した。仮にぶつけられても、こっちには非がないし、お金もらえればそれでいいかなぐらいにおもった。土手につきジョギング開始。さまぁーずのラジオをきくまでに、桑田の曲をきく。ボブディランを意識した曲で、本家本元がききたくなり、「no direction home」のアウトテイク集をきくことにした。早歩きのひとを追い越す。速度的にはそれほどかわらないので、なかなか引き離せない。折り返しを過ぎ、今度はジュディリをきいてみる。どうも今日はジョギングがのらない、折り返して以降はところどころ立ち止まる。息があがるというより、上半身のけだるさ。音楽はやめて、さまぁーずを聞くことにした。感動して号泣した話。なんとか8キロ走ったが、久しぶりにクタクタだった。力を出し切った気持ちよさよりも、ただただ疲労感がたまった。帰り道、またクラシック。プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲を少しきいたのり、ブラームスハイドンの主題による変奏曲。聞き終えるころには家に帰れるかなと。体がつかれすぎて力がはいらず、くだる坂道では自然に足が前にでるのを利用して、歩いた。半年ぐらい前から建設しているマンションの前、ふと新聞記事がはられているのに気づく。どうやらこのマンションの検査機関が話題のイーホームズらしく、住人が共同で建設反対声明をだしていた。他人事だと思っていたので、こんな身近でも問題になってるのかとドキっとした。声明文も辛らつで言葉が厳しい。銀行がとりこわされて、更地から建設がはじまったころからしっているので、なんとなく愛着があり、たちかけのマンションが気の毒におもえた。自転車をとると、突然道路側から家族が大声でしゃべりながらあるいてきて、もしかして自転車泥棒と勘違いされてるんじゃないかとビクビクしたが、ちがった。

三日目(水曜日)
夕方からずっとDVDのデータ作成におわれ神経をすりへったことや、睡眠不足で眠気をかんじていたことや、昨日の疲労があきらかに体の節々にのこっていたことから、今日のジョギングを見合わせようとかんがえていたが、データ書き込みなどで半端な時間ができてしまったのでジョギングにいくことにする。昼間に代引きでお金を使ってしまったので小銭がまったくない。探してもない。帰りのコーヒーをあきらめる。定形外郵便があったので、行きしなに郵便局前のポストに投函。自転車をとめて土手へむかう。昨日の今日なので1キロ往復ぐらいでもいいかなどかんがえる。交番前の交差点でまた工事、交差点をわたるだけなのにおじさんに誘導されるのは恥ずかしい。土手についてジョギング開始。はじめてすぐ筋肉の痛みをかんじた、しかし苦しくない。2〜3年走っているとはじめの200メートルぐらいでその日の体調がわかる。今日はいける気がした。筋肉痛は1キロ走るころには、体の火照りで気にならなくなる。アルバムソートから童謡ポップスをえらび、このなかの曲を聴きながら走る。はじめて聞く曲もあり新鮮で、また、考え事をしながら走るのにちょうどよかった。走っていて体があったまってくるのはいいが、じんじんからだがあつくなりはじめ、かゆくなる。これがつらい。3キロの折り返しまでずっと童謡ポップスをきいた、そこからはシャッフル。折り返し地点に若者らしきたまりができていた、その横を短いあいだに往復するので、むこうの感情を刺激したのかもしれない、近づいてくるように見えた。いそいでとおりぬける。今日はaikoやゆずの曲をきいた、のびのびしていて気持ちいい。家のDVD作業が心配になって早くかえりたくなる。コンディションがいいのでピッチをあげてもへばらない。1キロ1キロをかけぬける意識ではしった。最後の500メートルは特に早くはしる、全速力。世界レベルのマラソン選手は42キロをこのペースかなと考えながら。さすがにちょっと疲れた。帰りも早歩き、小走り。ただ走って人を追い越した後、前の信号が赤になったのをみて、歩きにチェンジした。おいこしといて信号待ちででくわすのは気まずい。こうして急いで家に帰ると、まだ1時間40分ほどしかたっていなかった。