一日目

夜中はすこし勉強をして、その後ハットリくんDVDをHDレコーダーに移す作業。オリンピック開幕式をやっていたが、BSのロッキーを見た。4時過ぎになって家を出た。やや寒い。自転車でいつもの道を走っていると、日光街道にでるみちでとつぜん進入禁止の立て看板。もっと前に目印をおいてくれればいいのに、わざわざ戻る。意味もわからず道路ほりおこす工事が嫌。自転車置き場へいくと、すでに朝で新聞配達の人がいた、やたらハァハァとため息をついている。早朝なので交通量が少なくてよい。交番の前あたりからおしっこがしたくてしかたなくなる、土手について一気にだした。土手についてジョギング開始。いれたばかりの中島みゆきの世情と、忍者ハットリくんのテーマ。何度もリピートする。ききながら、ハットリくんの顔がうかんできてジーンとした。走りはじめてすぐ下に若い連中がたまっているのがみえた、下を走らなくてよかった。3キロ折り返し、いつになく体調がよい。シャッフルでWやモーニング娘の曲がながれると、加護喫煙のことが頭をよぎり、切なくなる。1−2キロを往復、このころになると早朝ジョギングの人などとすれちがう。ビーチボーイズのplease let me wonderが流れる、2年かもう少し前、ビーチボーイズの曲だけMDにいれて走っていた時期があり、それ以来。前まではサビがいまひとつボンヤリとしていたが、今日は普通にいい曲だなとかんじた。このままスタート地点にもどれば8キロだったが、体に力がありあまっていて、もうちょっと燃焼したいなとおもい、10キロジョギングを決意。スタート地点からさらに1キロを往復することにする。下をはしっていると、はじめにみた若い連中とすれちがうが、それでもいいかとおもいとばしてはしる。しかし、タバコのいやなにおいなどただよってきて、気分がわるくなり、通り過ぎるときだけ上段をはしる。冷たい空気で肺がちょっといたくなったが、10キロはしった。それでもまだ力が残っていて、あともうひとジョギングぐらいできそうだった。帰りはチャイコフスキーのピアノ協奏曲1番の1楽章と3楽章をきく、耳だこができるほどきいた曲だが、1楽章の主題の旋律の力強さと、3楽章の編曲の妙をあらためて感じる。すこし遠回りしてかえると、道端に「ご自由にもっていってください」とアルバムがおいてあった。さすがにいらなかった。100円コーヒーの前、新聞配達帰りのバイクの人がいた、後ろでまつのがきがひけたので、一度とおりすぎてから戻って2本買う。